比較
2026年ベストなWebハイライター6選(実際のページで検証済み)
Webページの本文にマーカーを引けるツール6選(Marqly、Glasp、LINER、Weava、Hypothesis、Readwise Reader)を、再訪時の永続性・色とメモ・書き出し・価格の4基準で横比較。価格と無料プランの上限は2026年8月に各社の公式ページで確認済みです。

結論から言うと:2026年、ほとんどの人にとってベストなWebハイライターはMarqlyです。6色+メモで、あとから読み返してもページにハイライトが残っていて、意味で検索できるライブラリが無料で付いています。ハイライトをNotion・Obsidian・Ankiへ流し込みたい人はReadwise Readerが強く、完全無料でオープンソースの注釈ツールが欲しいならHypothesisが適任です。Weavaは予算重視のリサーチ向け、Glaspはソーシャル型、そしてLINERはハイライトからどんどん離れていきました。
6ツールを、日常使いで本当に効いてくる4つの観点で評価しました。再訪してもハイライトがページに残るか、色とメモの作りは良好か、書いた内容を書き出し(エクスポート)できるか、そして価格です。「ハイライトを始めたばかりの方」は、まずWebページならどこでもハイライトする方法の記事から、書いたものをちゃんと手元に残すところまで読んでみてください。
| ツール | 再訪時に残る? | 色&メモ | 書き出し | 無料プラン | 有料価格(2026年8月検証) |
|---|---|---|---|---|---|
| Marqly | ✅ はい、再訪時も表示 | 6色+メモ | アプリ内ライブラリ(ファイル書き出しは未対応) | ✅ あり | 年額72ドル(約6ドル/月)または月額9ドル |
| Readwise Reader | ✅ 拡張機能で表示 | ハイライト+メモ&タグ | ✅ 群を抜く(Notion、Obsidianなど) | ❌ 30日間の無料体験のみ | 年払い$9.99/月、月払い$12.99 |
| Weava | ✅ はい | 既定5色、カスタムはPremium | 引用・ドキュメント | ✅ あり(約100MB) | $3.99/月(通常$7.99) |
| Hypothesis | ✅ 拡張機能で表示 | 1色+メモ/リプライ | API/JSON | ✅ 完全無料 | 無料(学校向けに有料LMSプランあり) |
| Glasp | ✅ はい、ただし無料プランは公開が既定 | 複数色+メモ | Markdown/CSV、ノートアプリ | ✅ 余裕あり・公開前提 | Proは$15/月($150/年) |
| LINER | ✅ はい | 色+メモ | 限定的 | ⚠️ 制限あり・広告表示 | Proは$17.99/月(年払いは$14.99/月) |
価格は2026年8月に各ツールの公式プライシングページまたは告知で確認しました。GlaspとLINERは今年いずれも値上げ・価格改定があったので、古いまとめ記事の情報はもう古いです。
このリストの検証方法について。 掲載したすべてのツールを、同じ5つの基準で評価しています。Pocketからの取り込み、キャプチャ(動画・音声を含む)、整理の仕組み、意味で保存記事を探せるか、そして価格。各ツールの機能と価格は2026年8月2日〜9月26日に公式ソースで確認し、詳細はテスト方法のページに載せています。競合のほうが適している用途があればそう書きます — Marqlyは自社製品であり、あくまで6つの選択肢のうちの1つという立場です。
Marqly — 総合力トップ。「意味で検索」できる唯一のハイライター
Marqlyのハイライターは基本がしっかりしています。任意のWebサイトでお好きな文章を選ぶ → 6色から色を選ぶ → メモを添える。ページを再訪すれば、ハイライトは実際の本文に描かれたまま残っています。すべてのハイライトはMarqlyのライブラリへ同期され、自動でタグが付けられ — そしてここにある他社にない機能が意味での検索です。「睡眠と反応時間のあの一節」と説明するだけで、どのページのどの部分だったか覚えていなくても、数週間前のハイライトが見つかります。タイトル・本文・ハイライト、さらに動画のトランスクリプトまで横断してセマンティック検索が走るからです。
メリット:
- ハイライト6色+メモ。再訪してもページ上に残る
- ハイライトがライブラリに同期され、AIの自動タグ付けと意味検索で取り出せる(AI機能はProプラン)
- ボードでハイライトとリンクをまとめられ、ボードを公開ページとしてシェアできる
- 無料プランあり・カード不要。Proは年額72ドル(約6ドル/月)で、Weavaに次いで2番目に安い有料プラン
- Chrome・Edge・Firefox・Safariの4ブラウザ拡張に対応
デメリット:
- ハイライトのファイル書き出し(Markdown/Notion等)には未対応。ハイライトはMarqlyの中に残る設計
- Readwiseのような間隔反復の復習システムはない
- 新興ツールなので、老舗と比べてコミュニティは小さい
「ハイライトしても二度と見返さない」ことがストレスの人は、まさにその問題を中心に作られたツールです。AIブックマークマネージャーのまとめでも同じ「取り出し優先」の思想を解説しています。
Readwise Reader — 書き出しと復習機能での最強タッグ
Readerは愛読者向けのスタックそのものです。あとで読むアプリ+RSSリーダー+ハイライターが1つになり、その下にReadwiseの復習システムが敷かれています。拡張機能でWeb上のハイライト、PDF、EPUB、ニュースレターへマークすると、すべて1か所に集まり、そこからNotion・Obsidian・Evernoteなどへ流れていきます。毎日の復習が古いハイライトを呼び戻してくれるので、ちゃんと記憶に残る。
メリット:
- カテゴリ随一のエクスポートパイプライン。ここだけは誰にも負けない
- Web、PDF、EPUB、メールニュースレター、YouTubeまで横断してハイライト可能
- 間隔反復のレビューで、ハイライトが知識として定着する
- 30日間の無料体験あり・カード不要
デメリット:
- 体験後は無料プランなし:年払いで$9.99/月(年間$119.88)、月払いは$12.99
- 軽いハイライターではなく「読書ワークフロー全体」。習得に時間がかかる
- ブラウジングのついでに線を引きたいだけの人には過剰なスペック
Weava — 学生・研究者向けのコスパ定番
Weavaはリサーチプロジェクトのために作られました。ハイライトはフォルダとサブフォルダに整理され、PDFが第一級の対象で、引用フォーマットも自動生成。大学で定番になっているのはこのためです。無料プランでもハイライトとメモは無制限で、保存容量は約100MB、既定色は5色。Premium(現在$3.99/月・通常$7.99)にすると無制限ストレージ、カスタムカラー、画像保存、共同作業が解放され、学生割引はさらに割安になります。
メリット:
- 無料プランでハイライトとメモが無制限
- PDFハイライトと引用サポートが強い
- 現在の$3.99/月は、今回の6ツールで最も安い有料アップグレード
- フォルダ/サブフォルダ構造が論文執筆ワークフローに合う
デメリット:
- 無料枠の100MBはPDFを放り込むとすぐ埋まる
- 整理は全部手動フォルダ。AIタグ付けも意味検索もない
- 見た目は機能第一で洗練とは程遠く、アップデート頻度も低い
Hypothesis — 完全無料&オープンソースの最有力
HypothesisはWeb全体にかぶさる、NPO運営のオープンソース注釈レイヤーです。拡張機能を入れて、ハイライトして、注釈を書く — 公開でも、プライベートでも、グループ内でも。教育現場ではソシアル・リーディング(共同読書)で盛んに使われており、公開レイヤーの性質上、同じページで他の人がどんな注釈をつけたかも見えます。個人利用は完全に無料。ビジネスモデルは学校向けの有料LMS統合です。
メリット:
- 個人利用は100%無料。オープンソースでNPO支援
- 公開注釈とグループ議論は唯一無二 — 人と「一緒に」注釈をつける体験
- Webページ、PDF、EPUBに対応
- 注釈は確かなアンカーで本文に固定され、永続する
デメリット:
- 色は1色のみ。整理は色ではなくタグとグループで行う
- 書き出しはAPI/JSONやコミュニティスクリプト中心で、ワンクリックのエクスポートは弱い
- ソーシャル/学術の枠組みが、単に非公開で線を引きたい人にはノイズになる
Glasp — ハイライトを人と共有したい人に
Glaspはソーシャルハイライターです。自分のハイライトが公開プロフィールを形成し、他人がフォローできる — Web読書版Goodreadsのようなもの。無料プランは寛大ですが、ハイライトがデフォルトで公開で、非公開ハイライトは有料プランの内側です。YouTube要約とAIチャットも同梱されています。2026年5月の値上げに注意:Proは月額$15(年間$150)になり、最上位のUnlimitedは年間$360です。
メリット:
- 公開ハイライトは無制限で無料。色とメモの対応も良好
- Markdown/CSVへの書き出しができ、ノートアプリとの相性もいい
- ソーシャルグラフが、フォローした人の「読んでおもしろい記事」を実際に見つけてくれる
- YouTube要約バンドル(基本要約は無料プランで1日3本)
デメリット:
- 「公開が既定」は重大な前提。非公開ハイライトは月額$15
- 2026年5月に価格が約25%上昇
- アプリ全体がAI+ソーシャルの束になりつつあり、純粋なハイライトの占める割合は縮小中
LINER — かつての定番がピボットして去った場所
LINERはかつて「Webハイライター」といえばこれ、という答えでした。2026年の今は主にAI検索アシスタントで、プライシングページはAIモデル、エージェントの利用クレジット、ファイルアップロードが前面に出ており、ハイライトは最後です。ハイライト自体は動きも同期もしますが、無料プランは制限付きで広告表示、Proは月額$17.99(年払いで月額$14.99)。製品の重心が別のところにあるのに、AI検索の価格がそのまま付いています。
メリット:
- 成熟した信頼性の高いハイライトエンジン。色とメモに対応
- AI検索アシスタント自体は、欲しい人にとって実力あり
- モバイルアプリ含むマルチデバイス同期
デメリット:
- 今回の6ツール中で最も高額。ハイライトではなくAI検索の価格設定
- 無料プランは窮屈で、広告が出る
- 書き出しは限定的で、ロードマップがハイライト指向でないのは明白
選び方:使い方から逆算する
- ハイライトは「あとで取り返す」ために引く → Marqly。ページ残留+すべてのハイライトに走る意味検索の組み合わせは、ここにいる他社にはありません。ハイライトと保存はどのプランでも無料で、その上のセマンティック検索はProの機能です。
- ハイライトをNotion/Obsidian/Ankiへ着地させたい → Readwise Reader。月額$9.99を払う価値がパイプラインにあります。
- 予算の少ない学生で、論文を書いている → Weava。学生割引込みで。
- 永久無料が良く、みんなで注釈をつけるのに惹かれる → Hypothesis。
- 読書をソーシャルに楽しみたい → Glasp。ただし無料=公開を承知で。
- AIリサーチアシスタントが欲しくて、おまけにハイライトも → 予算が合うなら LINER。
カテゴリ全体を貫くパターンは、キャプチャは解決済み、取り出しは未解決ということです。どのツールでも本文は黄色くなります。お金を出す価値がある問いは「そのハイライトをもう一度目にするのか?」— 同じ問題を深掘りしたのがWebページならどこでもハイライトする方法のガイドで、Marqlyがすべてのハイライトを「記憶ではなく意味で見つけられるもの」として扱う理由もそこにあります。
すべての価格は2026年8月に公式プライシングページで検証しました。プラン変更があればこの比較を更新していきます。
よくある質問
- 2026年のベストなWebハイライターはどれですか?
- 総合力ではMarqlyがベストです。6色のマーカーにメモを追加でき、再訪してもハイライトがページに残り、検索できるライブラリに同期され、無料プランから使えます。Proは年額72ドル。Notion・Obsidian・Ankiへハイライトを流し込みたいならReadwise Reader、学術的な注釈を完全無料でやりたいならHypothesisが最適です。
- Webハイライター拡張機能は、ページを再訪してもハイライトを残せますか?
- すべてが残せるわけではありません。Marqly、Weava、LINER、Hypothesisは(拡張機能が有効なら)再訪時に実際のページへハイライトを再描画します。Glaspも残りますが、無料プランのハイライトはデフォルトで公開表示になります。永続性は必ず最初に確認したいポイントです。覚えていないハイライトツールは、ただのカラー画像と変わりません。
- 無料で使えるベストのWebハイライターは?
- 完全無料ならHypothesisが最強です。オープンソースでNPO運営、注釈数は無制限、ただしハイライト色は1色のみ。Weavaの無料プランは学生に優しい作りで、ハイライトとメモは無制限・保存容量は約100MB。Marqlyの無料プランは6色+メモ+永続性が無料で使い放題で、AIによる自動タグ付けと意味検索はProプランの機能です。
- LINERは2026年でもハイライト用途でおすすめできますか?
- ハイライト機能自体はまだ使えますが、LINERは本体をAI検索アシスタントへ転換した製品で、価格にもそれが反映されています。Proは月額17.99ドル(年払いで月額14.99ドル)と、今回の6ツール中最も高価です。ハイライトだけ欲しいなら、Weava(月額3.99ドル)かMarqly(年額72ドル)のほうが費用対効果ははるかに高いです。





